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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[46]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 22:21:06 ID:???
反町に一番懐いている妖精2は、反町の言葉を素直に受け取る。
キープ力……つまり、安定してボールを運べるようにする為に、と妖精2はある意味一番地味な訓練を積んだ。
その訓練とは、コートの周りを延々とドリブルをして走るというもの。
目立ちたがり屋で派手なもの好きな妖精2が、こういった地味な練習をするというのは本当に珍しいのだが……。
それだけ、いち早く強くなりたいという思いを持っていたのだろう。
その甲斐あってか、練習を終了する頃には妖精2のドリブルは始めた頃に比べずっと安定をしていた。

反町「妖精3、タックルは一瞬が勝負になる行為だ。
   だから、常に自分の周囲に気を配っておき相手の存在、位置を確認しておかなければならない。
   そして、タックルに必要なのは正確な足の出し方とスピードだ」
妖精3「んぅ〜、頑張ってみる〜」

昨晩反町と新たな誓いを立てた妖精3。
反町の言葉を真剣に聞きつつも、どこか間の抜けた返事をするが……しかし。
一番内に秘めた闘志を持っている彼女は、誰よりも熱心に反町の言葉を聞いていた。
そして、それを的確に練習で実行をする。
ボールを持つ反町の前に立ち威圧し、足元からボールを素早く掠め取る。
流石に全てのボールを奪うなどという事は出来なかったが、10本中2本は止められる程に成長はした。
それだけ出来れば、十分強くなったと言えるだろう。

反町(だが、まだまだだ……誰もまだ、俺どころか他の皆に追いついてすらいない。
   ……でも、ようやく背中は見えてきただろう。
   ここからだ……ここから、追いつき、そして一緒に進んでいく。
   オータムスカイズ全員で、強者を打破していくんだ)


0ch BBS 2007-01-24