※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】


[628]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/19(火) 23:33:38 ID:???
しかし、大妖精は目を瞑ったまま、ミスティアのドリブルで一瞬はなれたボールを素早くキャッチした。
完全に油断していたミスティアは呆然と口を開いて信じられないものを見る目で大妖精を見ている。
大妖精が取った戦術……それは、あえて隙を見せるというもの。
右側の防御をあえて少し甘めに見せる事で、ミスティアの進行方向を大妖精が決定させたのだ。

来るコース、そして相手の速度などを考えれば、決して一対一が苦手ではない大妖精。
それほど難しくなく、止める事が出来る。

大妖精「やったっ! みんなっ、皆さんっ! 取りましたよー!!」
チルノ「さ、流石大ちゃんね!! うん、あたいは大ちゃんに見せ場をあげる為に抜かれたのよ!!
    わざとなんだかんねっ!!」
椛「お、おお! 凄いッス大妖精!!」

未だに目が見えていないチルノが弁解するように叫び、椛はただ歓声を上げる。
大妖精も、試合の中でようやくボールを止められたという事もあり。
いつもとは違い、少し興奮をしている様子だった。

にとり(大妖精は既に一対一なら、私とそう変わらないレベルだ……。
    課題は、単純なセービング力とせりあいの低さ。 そして、スタミナの無さか。
    特に重点的に鍛えなきゃいけないのはセービング力だが……。 まあ、これは反町に相談してみるか)

ボールを奪った大妖精を観察しながら、一人考えるにとり。


0ch BBS 2007-01-24