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【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】
[811]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/05/22(金) 23:40:19 ID:???
一方、フィールドの中央ではにとりと椛がタックルの練習を行っていた。
にとりはどちらかといえばブロックやせりあいが得意だとはいえ。
ディフェンス能力全般において、椛を凌駕している。
このコーチングも、にとりが椛に教えられる点は多分にあった。
にとり「よし、いいよ椛! お前は反射神経はいいんだから、相手が動いてからタックルに行っても十分間に合う。
ただ、それだと私には通用してもそれ以上の奴には通用しない。
だから、相手がどちらに動くかをちゃんと予期して動くんだ」
椛「ッス! 了解ッス!!」
基本的に向上心が有り余っている椛。
にとりの指導は不慣れな点も多く、多少効率は悪かったものの。
しっかりと椛は成長をしていた。
にとり「うん……ここまでにしておこうか。 あまり無理をしても試合に影響があるからね」
椛「ッス! にとり、コーチングありがとッス!!」
にとり「よしなよ、水臭い。 私とあんたの仲だろうに。
ま、これからもとにかく精進、精進だ。 頼むよ、椛」
椛「あい、わかったッス!!」
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0ch BBS 2007-01-24