【導かれし】キャプテン井沢Ⅳ【者たち】

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【導かれし】キャプテン井沢Ⅳ【者たち】

[842]キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s ：2009/06/02(火) 20:56:28 ID:???
第二グラウンドではいきなり武蔵高vs武蔵ＦＣ（小学生チーム）の熱戦が始まった。
もちろん大人げないとして主力のほとんどは出ていなかったが・・・

試合が始まると同時に空中に打ち上げられるボール

南殿鳳凰拳継承者聖帝はヘッド・バットで滝本(13)を
マッスル・リベンジャーをくらったビッグボディのように突き上げ、どんどん上昇してゆく。

「ようく見てな！今からわたしがまやかしではない
　本物の北殿珍拳奥義雷雲地獄を見せてやるぜ！！」

リュックサックのように滝本(13)の体を担ぎ上げ、すさまじい脚力からのジャンプでどんどん上昇してゆく聖帝。

「とくと見な─────っ！こいつが元祖北殿珍拳奥義雷雲地獄だ─────っ！」

大妖精たちは神綺の宮殿の壁画を見て、上側の人物が技をかけ下側の人物はその技を受けている被害者と思い込んでいた。
しかしその逆も考えられたのだ。逆転の発想に驚く大妖精たち。
南殿贅拳の使い手に先に三大奥義の一つをつかわれショックを受ける大妖精に、それでも北殿珍拳正当継承候補かと聖帝は嘲る。

聖帝は滝本(13)の体を空中で投石器のようにしならせてゆく。
そして体の押さえを外し、投石器に岩を発射させるように滝本(13)の脳天をボールに叩き付ける。
これこそが北殿珍拳奥義雷雲地獄の全貌だった。

全国高校サッカー選手権。
大会の舞台、修哲小学校グラウンドにはまたまた波乱の嵐が吹き荒れる。
それと聖帝がひっこんだ直後武蔵高控え組は前半で３点とられた、小学生に。
しかし控え組はまだ知らない・・・彼らは実験台となっていたことに、三杉に踊らされていることに・・・

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0ch BBS 2007-01-24