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【三人の】森崎in異世界4【音波兵器】


[495]キャプ森ロワ:2009/06/06(土) 01:32:52 ID:zlphRNKc
階段を降りるといつものダンジョンの風景とも、化け物と戦った風景とも異なるフロアへと出る。
周りの壁というには不安定で、何やら歪んで見え、その色は不可思議な色で彩られている。
言うなれば異次元の世界といった感じのところだった。

シレン「…ここが終着点?」

コッパ「そうそう…こういう風になってるって事は…相棒達は切り離しに成功したみたいだな。
周りの風景は徐々にオイラ達の世界とこの世界が離れつつある証拠さ」
そこまで言うとコッパはシレンとアスカに向き直り、鼻を照れくさそうにさすりながら

コッパ「…ここまでしてくれてありがとな…正直言うとさ…最初会った時はハズレ引いたって
思ってたんだ…でもさ…」
そこまで言うとコッパは言葉を詰まらせ、肩を震わせる。

シレン「コッパ…」
シレン達もそこまできてようやくコッパとの別れが近づいていると思い知った。化け物退治の事、
そしてこれまではコッパの方がそういった雰囲気を出さなかったという事もあり、その事について
深く考える暇が無かったのだ。

アスカ「…ちょっと…何よ…急にしおらしくなっちゃって…いつもみたいにしてなさいよ…」
アスカの方もそうだったみたいで、憎まれ口を叩くも口調が弱弱しい。そんな二人にコッパは

コッパ「…へッ…確かにいっぱしにはなってきたけど、オイラからみたらまだまだだからな?もっと
きちんと精進しろよ?…“次”に会った時…期待してるからな!!」
少しいつもの調子で語り、“次”という言葉を強調した。勿論世界が違うのだから殆どこれが
今生の別れという事がお互いに分かっているにも拘らずに。その事の意味をシレンもアスカも
汲み取り、


0ch BBS 2007-01-24