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【全国の】キャプテン霧雨21【厚い壁】
[681]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o
:2009/06/04(木) 19:27:51 ID:???
条件やいかに→ ダイヤ6
>>親友だし、何もいらないわ!(ニコッ
紫「……とまぁ、以前の私ならそう言っていたでしょうね」
雰囲気を外見相応のものに和らげ、紫は表情を緩める。
そのまま体を起こしてスキマから本を出し、両手できちんと持って差し出す。
魔理沙は寝転んだ状態のままにそんな紫を呆然と見つめるだけだった。
魔理沙「……え?」
紫「でも、今の私はあなたの親友。人と妖怪という差異はあれど、その関係は違いないわ。
そして、私は親友に物を貸す時に一々条件をつけるようなケチな妖怪じゃないわよ。
……だから、この本を遠慮せずに借りなさい。もっとも、成果を出せるかはあなた次第よ」
呆然と寝転んでいた魔理沙も、すくりと起き上がり正座。
今の紫の態度を見て、寝たまま受け取るといった無礼はさすがの魔理沙にもできかねた。
魔理沙「悪いな。それじゃ、この本を正々堂々と借りていくことにするぜ!」
紫「ええ。…あ、そうそう。ちゃんと返しないよ。それだけは守ってもらうから」
魔理沙「さすがにさっきの言葉を聞いて借りパクできるほど鬼畜外道じゃないぜ」
差し出された本を受け取り、自分の荷物の近くに置きに立つ魔理沙。
その背を見、紫はうっすらと笑みを浮かべる。
紫「(…成果を出しなさい、魔理沙。幾多もの境界を越え――――その先へ行くためにね)」
※魔理沙が紫から【霧雨特攻スライディング部隊】指南書を借り受けました 覚えられるかは別問題です
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0ch BBS 2007-01-24