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【勝利を】幻想のポイズン4【この手に】


[731]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/05(金) 22:26:28 ID:???
>A.「よくやった、信じてたぞ!」 サンタナの肩を抱きながら強く言う
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反町がそう言うと、サンタナは興奮のせいか照れているのか、顔を少し赤らめつつ。
しかし、どこか誇らしげに頷いた。

サンタナ「へへ……ま、まあ、私が本気出せばこんなとこよ! 次は人間も頑張んなさいよね!?」
反町「ああ、俺もお前に負けないようにしないとな!」

事実、サンタナの予想以上のシュートの威力は反町……。
いや、静葉や橙達にもいい意味で焦りの感情を与えていた。
実力的にも、身体能力的にも劣る妖精がこれだけの奮闘をしている。
ならば、自分達もそれに応え、しっかりとプレイをしなければならない、と。

反町達は笑顔でそのまま自陣へと向かっていくが……。
不意に、サンタナが反町の服を引っ張り呼び止めた。
静葉と橙はそれに気づかないのか、先に立って自陣へと足を踏み入れる。

反町「? どうした、サンタナ?」
サンタナ「う……あー、いや……その……。
     あ、あんがとね。 あんたも私の事信用してくれて。 ……そ、そんだけ!!」

顔を真っ赤にしながら、それだけを言うと走ってその場を去り静葉達の下へ急ぐサンタナ。
基本的に虐げられる・馬鹿にされる側である妖精達にとって、信頼されたり、はたまた褒められるという行為は未知の経験である。
このオータムスカイズに入って、しかし、サンタナやヒューイらは反町や他の者から好意的に接せられ……。
どこかそれに戸惑いつつも、それでもその事に対し幸福を感じていた。
特にサンタナは、何かにつけて妖精でありつつも信頼をしてくれる反町に対し、非常に好意を持っている。
先ほどの言葉は、シュートを打たせてくれた、それを褒めてくれた……そして、それ以上に。
今までオータムスカイズに入ってからの反町のサンタナに対する態度に対しての、不器用な礼だったのかもしれない。

※サンタナの評価値がぐぐーんと上がりました。
※サンタナの反町に対する感情が サンタナ→(好意・信頼)→反町 になりました。


0ch BBS 2007-01-24