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【ビーバー】ラインライダー滝第一話【独り立ち】
[114]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2009/05/29(金) 00:24:01 ID:???
ケン「おっしゃー! やっぱ俺天才!」
ジャン「おおー、やったなケン!」
ゴウ「良く言うぜ。最後の最後まで殆ど互角だったじゃねえか」
ケンが仲間達と喜び合っている中、天道も変身を解いて床に腰を下ろしていた。
天道「思っていたより世界は広いな。俺もまだまだ鍛錬不足だ」
そんな天道の前に妙齢の女性が姿を現す。
彼女の名前は真咲 美希。スクラッチ特別開発室室長の肩書きを持つ女性である。
美希「さてと、あなた負けちゃった訳だけど勝負の前の約束、覚えてるわね?」
天道「ああ、良く覚えている……何が望みだ?」
負けて尚態度の大きい天道に美希は思わず苦笑する。
美希「あなた大物ね。でも、何をさせるか決めるのは私じゃないわ」
カラフルな五人を集める美希。
美希「あなた達でこの子にやらせたい事を決めると良いわ。でもあんまり無茶な事は言わないようにね」
ジャン「なら飯だ! 美味い飯食わせてくれ!」
ケン「おい待てよジャン! 戦ったのは俺だぞ、俺に決めさせろよ! ……とりあえず美味いメンチカツを奢ってくれ」
そのあまりに即物的な要求に一瞬ぽかんとする天道だったが、すぐにいつもの不敵な笑みを浮かべた。
天道「……良いだろう。家へ来い、世界一美味いメンチカツを食わせてやる」
ケン「マジか!? よっしゃあ! 言ってみるもんだぜ」
ジャン「メンチカツかぁ〜 ワキワキだ!」
そして、天道の休日は六人と一匹のためにメンチカツを揚げることで終了するのだった。
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0ch BBS 2007-01-24