【ビーバー】ラインライダー滝第一話【独り立ち】

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[329]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2009/06/04(木) 21:07:11 ID:mvMVdAWQ
　滝と光太郎はビシュムの空中からの攻撃に苦戦を強いられていた。

滝「くそっ、こっちは飛べないってのに卑怯だぞ！」
光太郎「このままではいずれこちらが力尽きてしまう……」
大怪人ビシュム「ほほほほほ、このままなぶり殺しにしてくれる！」

　上空から耳障りな笑い声を上げるビシュム。
　そんなビシュムを睨みつけていた滝は、ふとザビーゼクターを貰ったときに天道が教えてくれた機能のことを思い出した。

天道「滝、こいつには『キャストオフ』という機能がついている。周りのアーマーを吹き飛ばして高速戦闘形態になれるんだ。
　　　その際吹き飛んだアーマーにもそれなりの威力がある。複数の敵や離れた相手に攻撃する時には有効な手段だ。覚えておけ」
（以上、回想シーン終了）

滝「とりあえずあの怪人をたたき落とせば少しは有利になるはずだ。やってやるぜ！」

　滝は左腕のザビーゼクターの羽を前に来るように180度回転させる。
　さらにビシュムが攻撃をしようとして接近してきた所で羽と羽の間に取り付けられているリングに指をかけ、
ザビーゼクター本体を時計回りに180度回転させる。

滝「キャストオフ！！」　ｷｬｽﾄ､ｵﾌ!　ﾁｪｰﾝｼﾞﾜｽﾌﾟｩ！

　次の瞬間、ザビーの外部アーマーが吹き飛び、ザビーは高速戦闘形態のライダーフォームにキャストオフした。

ビシュム「何っ！？　小癪な！」

　そして吹き飛ばされたアーマーの直撃を受け、ビシュムが怯む。

前次写

0ch BBS 2007-01-24