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【ビーバー】ラインライダー滝第一話【独り立ち】
[898]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2009/07/03(金) 02:35:56 ID:KreOwzmE
滝(負け……か)
試合終了と共にマジンパワーを解除した滝。
『敗北』。久しく体験していなかった出来事に彼はその場に立ちつくしてしまう。
そしてそれは、他の選手達も同じだった。
天道(……)
光太郎(年長者として俺が皆を引っ張らなきゃいけなかったというのに!)
魁(DFとしてなんの役にも立たなかった……いてもいなくても変わらなかったじゃないか、俺は!)
茂(クソッ、最後の最後で点を取られるなんて、なんて無様なんだ!)
良太郎(こんなんじゃ駄目だ! このままじゃこれから先もみんなの足を引っ張っちゃう!)
剣崎(折角FWに抜擢されたってのに、ボールを奪われ競り合いに負け……俺って奴は!)
電(一対多での勝負であれだけ負けたんだ。経験の差は言い訳にならない)
始(俺が最後のシュートを失敗さえしなければ!)
各々が自分のプレイを後悔している中、一人の男が声を上げた。
橘「何を落ち込んでいる。まさか、自分たちが圧勝できるとでも思っていたのか」
剣崎「橘さん……」
橘は生田(仮)の選手達を見回し、そしてはっきりと口にする。
橘「俺達はまだ急造のチームだ、そして経験の浅い者が多い。強豪校相手にそう簡単に勝てる道理がないだろう。サッカーを舐めるな。
いいか、重要なのはどうして負けたかじゃない。負けてどうするかだ。自分が不甲斐ないと思うのなら強くなる事を考えろ。
落ち込んでいる暇があるならな。俺はそうする」
ミライ「そうですよ! みんなで練習して、強くなりましょう! 次はきっと勝てますよ!」
橘の言葉に、メンバーの中でも最も明るいミライが同調する。
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0ch BBS 2007-01-24