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【ツバサハ】キャプテン森崎32【タダシクナイヨ】


[540]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 09:45:51 ID:u5EQ8NDH
ストレートな情景と感謝の意をぶつけられた翼は彼にしては珍しく返答に困り頭をかいた。
明らかに照れている様子にアマラウがニヤリと笑う。

アマラウ「お前は自分がなりたい程悪人でも冷血でもねーよ、ツバサ」

翼「…結局からかっているだけかい?」

マウリシオ「まあ待って待って。俺達だってバビントンの様な事情は無いけど、
なんだかんだ言ってキャプテンを頼りにしてるんスよ。だから、俺達も頼って欲しいなーって」

ドトール「俺とアマラウはジュベニール(15〜17歳)時代からお前を知っている。
ある日突然入団テストで日本人とは思えない程の凄腕が入ってきた衝撃は今でも記憶に新しい。
だがあの時のお前は今に比べると…そうだな、心を閉ざしている…そんな様子がなかった」

翼「!」

アマラウ「お前にムカついた事も何度かあるけどさ、それでもここまでウチを引っ張ってくれたキャプテンなんだ。
だから、リオカップが近づく程に様子がおかしくなっていったお前を心配したって良いだろ?」

マウリシオ「それにキャプテンが不調かも知れないなんて不安を抱えたまま大一番に挑むのはマジ勘弁!
チームメイトの不安を解消するのもプロ精神溢れるキャプテンの役割じゃないッスか?」

バビントン「だから…聞かせて欲しいんだ。パルメイラスのモリサキに対する反応の訳を。
それと…何故そんな、張り詰めた様子になっているのかを。僕たちの為に、そして願わくばツバサの為にも」

翼「………」

チームの主力メンバー数人に理屈と感情両方で詰め寄られた翼は困惑を露にした顔で
ソファーに座り込み、顎に手を当てため息をもらした。

翼「…ちょっと待ってくれ。どう説明したら良いか…頭の中で言葉をまとめたいんだ」

バビントン「うん…」


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0ch BBS 2007-01-24