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【ツバサハ】キャプテン森崎32【タダシクナイヨ】
[553]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/07/13(月) 18:48:25 ID:u5EQ8NDH
バビントン「うわあ…日本ってそうなのかい?」
マウリシオ「マジ!?ちょっと信じられないって!」
ドトール「理屈としては、サッカーが広まっていない国もあると分かるが」
アマラウ「ハッキリ言って全然想像できねえなあ」
翼「だろうね。でも実際にそうなんだ。そんな国で育った俺は、物心つく前からサッカーが大好きだったんだ。
両親の話では1歳の頃に車に撥ねられた時サッカーボールのお陰で助かったそうだけど…これは多分作り話だろうね。
とにかく、俺は11歳の時まで入るチームも無いままずっと一人でサッカーをやっていたんだ。
周りからはバカにされたけど、そんなのは気にならなかった。それだけサッカーが大好きだったんだ。何故なんて考えない程に」
ドトール「(まずは翼にとってサッカーとは何か、を説明しているんだな)」
翼「森崎と出会ったのはサッカーが比較的盛んな地域に引っ越して、国内の少年チームとしては
最強クラスのチームに入った時なんだ。そこで俺はエースだった。キャプテンにもなった。
逆に森崎は…今では信じられないだろうけど、居ない方がマシって言うレベルのサブキーパーだったんだ」
アマラウ「ハァ!?あの凄腕キーパーが足手まといレベルだったって言うのかよ!」
翼「そう。なんでチームに入れたのか不思議な程弱い癖に、常に自信満々で自分勝手。
それだけならまだしも、意味不明な事を繰り返してチームに迷惑をかける事もしばしば。
途中で正ゴールキーパーが負傷で抜けちゃって、あいつが正ゴールキーパーになった時は物凄く不安だったよ」
バビントン「…ごめん。フラメンゴとサントスを零封した今の姿と全然結びつかないんだけど…」
翼「気持ちは分かるよ。あいつとずっと一緒に居た俺でも未だに信じたくないんだから。
ただ…あいつは少しずつ強くなった。セコイ小細工もムチャな博打も純粋な暴力も使っていたけど、
同時に自分を鍛え、支持を集め、情報を得て…強くなる為には、そして勝つ為にはどんな事でもやった。
自分勝手で不愉快な所は全然変わらなかったから嫌いなままだったけど、確かに強くなったんだ」
マウリシオ「あー、そういえばサントス戦でドリブルなんかしてたッスね。なんかチームメイトに逆切れしてたみたいだし」
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0ch BBS 2007-01-24