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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】


[332]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/06/03(水) 23:53:15 ID:???

マイナスペナルティ →  クラブ9
クラブ→ ペナルティ-3発生


最初こそ、最初こそ東風谷さんの手助けをしようと臨んだ松山だったが
練習を続けるうちに、胸の裡で不安ばかりが広がってきた。
松山がコーチを始めて……それまで自己練習をしていた時より、ずっと早苗の動きが鈍いのだ。

今はフリーキックの練習をしてた早苗だが、ボールを蹴るのを止め、振り返ってきた。

早苗「松山君。何か……アドバイスは……」
松山「え、あ、そ、そうですね。えぇと。……。」
早苗「……」

二人の周りを、どんどんと暗雲じみた黒い気配が包み始めた。
かはっ、背後から喀血したみたいな声。誰かが倒れたみたいな音。
遠くで神奈子と諏訪子がしっかりー気を確かにーと騒ぐが、二人は気がつかない。

チーム全体に不和が伝播するかというところで、早苗が重く深く苦く息を吐いた。

早苗「それじゃ、練習再開します。松山君は見ててください」

松山は機械仕掛けの人形みたく、頷くしかできなかった……。



0ch BBS 2007-01-24