【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

[368]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/06/04(木) 10:57:01 ID:???

早苗の練習　→　ダイヤ7
４～７→　サッカー経験89→93

早苗はフリーキックから、基本の壁パス、ミドルシュートと、熱心に練習を重ねていく。
しかしそこに松山が効果的な助言を与えられたかといえば……疑問符がついた。

松山「(経験は積めたみたいだ。だけどこんなじゃあ……)」

結局それからも成果は出ず。早苗が一人で自己練習しても、同程度の成果は出せるレベルで落ち着いた。
タオルで汗を拭って、早苗がやってくる。

松山「(これで、本当に……俺の最後のコーチが終わったんだな)東風谷さん、お疲れ様でした」
早苗「…………はい。松山君も……お疲れ様でした」

空々しい。そんな風に思える挨拶を交わして、二人は他のメンバーより先に練習を切り上げた。
充足感よりは空虚な気分を抱えることとなったが……松山は終わりを受け止め、自分の部屋へ歩き出す。

松山「(……違う。終わったのは確かだ。けど、またこれから新しく始まる。始めるんだ！)」

新しく始める。きっとその中で、すれ違いを僅かでも戻すことだって出来る。きっとできる。
諦観や自己嫌悪をしなやかな心で受け止めて。松山は、守矢イーグルスの、練習場を後にした。

余談であるが。

練習中、心労の余り倒れた人がいたりしたが……そちらは二柱の看護で何とか持ち直したという話。

前次写

0ch BBS 2007-01-24