【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

[424]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/06/05(金) 22:06:17 ID:???

端から端まで、余さず見終えた松山は、ノートをフライハイトに返した。
受け取って、フライハイトが、幾つか不安材料があると身じろぎして言う。

フライハイト「あくまでこのデータは、僕が見た試合と、天狗さんの情報から推察したものなんだ」

だから隠し玉や、それからの成長については反映されてないと。更にもうひとつ懸念してる事を口にする。

フライハイト「この……蓬莱山輝夜というキーパーなんだが」

その名前を指でなぞるように示して、フライハイトは静かに語りだした。

フライハイト「一度、ルーズボールが妖夢選手と、このキーパーのちょうど中間に落ちたんだ」

サイドから崩せず、そこで意表をついて中央突破したが、それも永琳に読まれ阻まれてしまう。
高速で右から回り込んだ永琳のタックルでこぼれたボール。
それを妖夢が拾えば、永遠亭キーパーと一対一のチャンスというところで……

前次写

0ch BBS 2007-01-24