【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

[504]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/06/07(日) 14:57:27 ID:???

思わず、スクラップブックを足元に落とした。

松山「な……なんてアンバランス。それにパスの成功率……！」

ピッチ上のエリアを問わずに、確実に味方に渡るパス。なんて冗談としか思えない。
永琳のマークを疎かにはできないが、こちらも負けず劣らずの脅威だと認識を改める。

松山「カットしようとしても一人じゃ無理だ……人数を。いやいっそ自由にさせて他にマークを……」

幸い、因幡選手はドリブル技術も得点能力も低い。
決死結界が不明な点といい、油断できず、寝首をかかれそうな存在には違いないが……

松山「事前に知ることができてよかった。対策は明日フライハイトと話して決める、かぁ……」

深夜11時を過ぎ、いよいよ睡魔に勝てなくなってくる。
急ぎ、やや雑に布団を敷く。倒れこむように横になると、すぐに意識に靄がかかる。

松山「明日が準決勝……終わりは見えてきた。だけど……必ず……勝つんだ……ぐぅ」

資料も片付けずそのまま、松山は眠りに就いた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24