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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】


[613]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/06/10(水) 01:00:22 ID:???

E 避暑のアイデアはないか訊ねる。


松山「それにしても今日は暑いですよね」
紫「そうね。最近では一番の暑さですわね」
松山「(よし自然な流れ! やればできるじゃないか俺!)」

スムーズに話題を逸らし、その流れから煙に巻いて紫を穏便に帰す計画を建てた松山光。
そんな彼の思惑通りに?……紫との話はそのまま暑さ対策へ移った。
そこで紫から、幻想郷でおススメの涼の取り方を教わることに。

紫「暑さ対策なら、最近は幽霊が一般的ね」
松山「すみません。もう一度」
紫「暑さ対策なら、最近は幽霊が一般的ね」

律儀に繰り返してくれた紫の声に同調するように、スキマからの涼しい風が強まった。
妙に生々しい涼風だが……暑さを追い払ってくれるのでありがたく感じずにはいられない。
ただ……スキマの中で幽霊っぽいのがふわふわ見え隠れしてたのは、気のせいだと思い込むことにした。

松山「そうですね。幽霊が一般的ですよね!こここの話はここまでに!」
紫「あら残念。もう少しなら話題逸らしに付き合ってもよかったけど?」

窓から差し込む陽射しは傘で避けて……紫はあくまで微笑を絶やさない。
最初から、きっと紫がここに来た時点で、未来はほぼ決まってるのかもしれないなと松山は溜め息を憑いた。



0ch BBS 2007-01-24