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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】


[645]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/06/11(木) 22:10:23 ID:???

松山「なっ!? それはどういう!?」
紫「言葉通りです。どれ程高い理想を口にしようと、貴方はチーム一丸となった目的に背を向けた」

紫の声には、全く感情の色が見えない。氷の柱のようだ。
それがどうしようもなく、全てを俯瞰してる者の公平な発言と知れて、松山は二の句が告げない。

紫「守矢の神達は貴方を招いた責任があり、貴方のお友達は同じ境遇から強く言えなかった。
  だけどね……風祝がキャプテン問題について言及した理由について考えたことは?」

静かに首を振って否定するしかできない。考えたことはあっても、わからないのでは同じだからだ。
紫は、先程とはまるで違う無色の瞳でまた喋り続ける。

紫「貴方が見えていないところで、貴方がキャプテンをしてるのにメンバーから不満があったのかもね?
  優勝も見えた大事な時期に、チームの和を乱すのには、それ以上の乱れを修正する必要が……あぁ」

単純に彼女の反感が滅法強いってのもある。とフォローになってないフォローが殊更松山の心を揺さぶった。
疼くトラウマを抑えて、今の言葉の肝を声にして問う。

松山「……今の俺には、イーグルスのメンバーの気持ちは見えてないって言いたいんですか?」
紫「いいえ。貴方は昔からそう。富良野の時も全日本の時も、殆ど人の気持ちを見切れていない」
松山「……!」



0ch BBS 2007-01-24