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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】


[660]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/06/12(金) 20:17:43 ID:???

歩く途中で、どんな心づもりか……紫が陽気に唄いはじめた。デュエットスタート。

紫「裏切り者の〜裏切り〜。裏切っちゃったのね〜」
???「うっらっぎっりうっらっぎっり、裏切ってる〜♪ それと〜者〜」
松山「(ああ……目の前が暗く染まる……)」

紫の歌は凄い美声で上手いのだが、ますます視界が暗くなっていく。そこで美味しそうな匂いが漂ってきた。
誘われるように、屋台で夜雀自慢の八目鰻の蒲焼を頂いて、松山は視力を回復させるが……。
夜雀のほうは、よほど紫を恐れてるのか、挨拶をすることもなく飛んでいってしまった。

紫「あの夜雀の名前は、ミスティア・ローレライ。サッカーでも弱い部類だけど、能力は判った?」
松山「人を……鳥目にする能力。(弱いというけど、それはかなり厄介な気がする……)」

最初から夜雀を紹介するためにここへ連れてきたのかな
そう考える松山から視線を外して、傘を差したまま紫は、空を眺めてぽつりと呟く。

紫「今は……星の位置からして11時半ね。どこか行きたいところはあるかしら?」
松山「行きたいところですか? (希望できるんだ、今から行くべきところ……?)」

最初に思いついたのは、さっさとスタジアムへ行って待機しとくこと。
以前の……二の轍を踏むわけにいかない。だけど折角の機会、別の場所を回るのも良いと考えてしまう。
例えば、香霖堂でブラックボールを買う良い機会かもしれず、博麗神社で玄爺さんと会っておくのもいい。

松山「うん決めた。それじゃ……ここに連れていってもらえませんか?」



0ch BBS 2007-01-24