【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】

[708]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/06/14(日) 20:23:11 ID:???

松山「こんなちっちゃいのに……凄いな」
アリス「見た目よりずっっと馬力があるわよ。力比べしたら貴方じゃ勝てないでしょうね」

主人の沽券とかをさっそくバラすかのようなアリスの発言。
松山がとほほな視線を上海に向けると、にっこり微笑んで「御守りしますよ」と言ってくれた。
その仕草、クルクルと変わる表情は、元は動かない人形だったとはとてもとても思えない。

松山「(人形とは思えないな……実は担がれてて妖精の一種なんじゃないか？)」

そんな意図を読み取ったアリスは、ちょっと機嫌を損ねた風に片目を閉じて、言った。

アリス「その子に魂があるのは確かよ。世話してもらうばかりじゃなくきちんと面倒見なさいね」
松山「あ、ああ。それじゃ……これからよろしく、上海」
上海「シャンハーイ！」

元気の良い返事が返り、顔を綻ばせた松山とは対照的に。アリスの表情は心が閉ざされたみたいになる。
その顔を見せないように、アリスはくるりと松山達に背を向けた。

アリス「それじゃあね」

アリス去り際の発言も素っ気無く、松山がちょっと待ってと引きとめようとしても
そろそろ、魔理沙やイーグルスの連中も来る筈だから長居したくないと、とりつくしまもなかった。

＊アリスが帰っていきました

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0ch BBS 2007-01-24