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【天才と】キャプテン松山11【凡才と】


[91]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/29(金) 00:36:44 ID:???

D 稗田の屋敷へ行ってみる


また里を歩く松山は、行く機会の無かった稗田の屋敷にこれから行く事にした。

萃香「確か……幻想郷縁起だっけ。そんな資料を編纂してる所だね」
松山「幻想郷縁起?」

疑問に思った松山に、萃香の発言に足すように霊夢がそれについて話した。

霊夢「幻想郷の妖怪について詳しく記録された資料よ。私も一度見せてもらった事がある」
松山「し、資料!?」
霊夢「? (何この反応……前々といい、怪しい……)」

突然、狼狽を見せた松山の態度に、霊夢は訝しむ顔つきで問い質そうとする。
そこへまた割り込む形で、今度は萃香がちょっと離れるようにしながら言った。

萃香「う〜ん。悪いけど私は行くの遠慮するよ。紫みたく当主と面識あるって訳じゃなしだし」

そう言うと、止める間もなく萃香は駆け去った。
多分、松山達の用が終わればどこからともなく現れるのだろう。
その後ろ姿が完全に見えなくなる前に、霊夢が、「一人でお酒呑んでるんじゃないわよ」と釘を刺した。

松山「じゃあ行くか。……場所どこだっけ」
霊夢「……ま、今度訊けばいいか。こっち。ついてきて」



0ch BBS 2007-01-24