※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】
[40]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/06/08(月) 18:33:35 ID:???
……幻想郷から現実世界の日本に帰ってきた俺は。
当然のように、東邦学園・そして、両親からも叱りの声とよくぞ帰ってきてくれたという喜びの声に迎えられた。
やはり現役中学生が突然の失踪をするというのは、少々問題にもなったらしく。
久しぶりに見た両親の顔色は少々青白く、元気が無いように見えた。
しばらく間、規則という事で東邦学園で過ごす最後の中学生活は自宅で過ごし。
卒業式を経て、俺はエスカレータ式に高等部へと進学した。
そして……。
日向「おい」
反町「は、はい、ただいま!」
俺は今、以前と同じように日向小次郎の身の回りの世話をしている。
汗をかけばタオルを渡し、喉が渇けばコーラを渡し、肩が凝れば肩を揉む。
高等部に進学しても、当然ながら日向の独裁者ぶりは変化する事が無かった。
むしろ、日本から翼・森崎(どうやら森崎も、俺の帰ってきた一ヵ月後にはちゃんと日本に帰ってきたらしい)が日本からいなくなった分。
東邦学園どころか日本の高校サッカー界を牛耳るつもりもあるらしい。
つまり、俺はこれから先……恐らくはサッカーに関わっている間は、
この日向小次郎のお付として生活をしなければならないのだ。
反町(もし……)
もしもあの時、幻想郷に残れていたら。
或いは何か変われたのかもしれないと思いながら。
それでも俺は反抗する勇気も無く、今日もただコーラを買いに走り回る。
糸冬 No.1 「強制送還」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24