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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】
[62]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/06/08(月) 20:31:56 ID:???
ルナサの奥の手→ スペード7 =ルナサ「こうなれば今練習中のアレを使うしかない!」
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リリカ「ちょっ、ルナサ姉さん本気!?」
ルナサ「…………」
ルナサの言葉に騒霊楽団の全員は騒然とし、リリカは思わずルナサに聞き返す。
だが、ルナサは何も答えず……。
ただ瞳を閉じながら小さく頷くばかりである。
ルナサ「……出来る事ならば、この試合では使いたくなかった。
あれは、私達が来週次の大会で出た時の隠し球にするつもりだったからな……」
リリカ「なら、どうして……」
ルナサ「決まっているだろう」
そこまで言うとルナサは不意に立ち上がり、ヴァイオリンを持ちながらフィールドに向かおうとし……。
振り返り、フィールドの外――コートの外にいる集団に目をやりながら、ぽつりと漏らす。
ルナサ「観客達の前で、無様な真似を見せる事は出来ない……。
私達は、音楽家。 最高の演奏を見せる事は義務なのだからな……」
それだけを呟くと、ルナサは一人足早にフィールドへと向かう。
リリカはそれを見つめながら目を丸くしていたが、ふっとため息を吐き。
メルランとミスティアは楽しそうに笑いつつ、ルナサの後に続きフィールドに入っていく。
リリカ「ったく、ルナサ姉さんったら真面目なのよね……」
メルラン「あはははは〜♪ いいじゃない、いいじゃない! それでこそ姉さんだもの! さぁ、私達も張り切っていくわよ!!」
ミスティア「やっと私も活躍出来そうね〜!」
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0ch BBS 2007-01-24