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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】


[767]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/27(土) 22:56:51 ID:???
無名の丘にいた人物→ ダイヤ6 =メディスンがいた
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無名の丘には、反町と静葉が望んでいた通りメディスンが一人で遊んでいた。
何やら辺りに生えている鈴蘭の花を集めているらしく、にこにこと笑顔で花を摘んでは手に抱えている。
あの時反町に見せた憎悪に満ちた表情とは真逆の表情である。
反町はその光景に少しだけ驚きつつ、しかし、しっかりと気を持ち直して咳払いを一つ。
それを見ていた静葉は小さく頷き、メディスンに対し声をかけた。

メディスン「……あれ?」
静葉「こんにちわ、メディスン。 少し時間、いいかしら?」
メディスン「…………」

声をかけられ、驚いた様子で振り返ったメディスンに対し間髪いれず静葉が声をかけながら前へ出る。
反町も慌ててそれに合わせて進み、メディスンと顔を合わせた。
最初は一体何事かと慌てていたメディスンも、静葉の顔と反町の顔を見た途端、相手が誰かを理解し。
先ほどまで笑顔だった表情をあからさまに不機嫌なものへと変える。

メディスン「……何の用? 私、スーさんと一緒に遊んでるんだけど」
反町(スーさん?)
静葉「ごめんなさいね、すぐ終わる話だから……」
メディスン「…………」

つっけんどんな物言いのメディスンに対し、静葉はあくまでも低姿勢で話を続けるように持っていく。
その静葉の熱意に折れたのか、メディスンはやはり嫌そうな顔をしているものの。
一応話を聞こうとはしてくれた。


0ch BBS 2007-01-24