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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】


[861]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/06/30(火) 19:03:28 ID:???
お値段以上科学→ ダイヤ9 =にとり「毒が蔓延する空気をどうにかすればよさそうだね」
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反町「空気を?」
にとり「ああそうさ。 メディスンの毒は空気を通って反町の身体に進入するはず。
    だとすれば、毒が蔓延ってる空気をどうにかすりゃ問題無いよ。 ちょいと待ってな」

そう言うと、にとりはどこだっけな…と言いながら散らかっている設計図などを探し回り…。
その中の一つを取り、あったあったと笑顔で広げながら反町に見せる。

にとり「こいつ、"くうきせいじょうき"っていう奴らしいけどさ。
    こいつをちょちょいと改良して、んでもってこの家に何台か置けば問題無いと思うんだよ」
反町「空気清浄機か……でも、それ動くのか?」

空気清浄機の存在くらいは反町も知っているが、電気が無いこの幻想郷。
外界にあるような空気清浄機が果たして作動するのかどうかという疑問を持ってしまう。
しかし、そんな反町に対しチッチッチと指を振りながらニヤリとにとりは笑い、更に話を続ける。

にとり「ふふん、河童の科学を舐めてもらっちゃあ困るねぇ。
    外界では確か電気というものが機械を使うのは必要みたいだが、こっちにゃ魔法ってのがあるんだ。
    ここじゃあ魔法を原動力にして、動く機械も少なくないんだよ。 そして、この清浄機もその魔法を使う機械の一種。
    何も問題は無いさ」
反町「なるほど……」

魔法というものは未だに反町も見ていないが、それでも存在をすることくらいは理解できる。
以前に会ったアリスという女性は魔法使いだと説明をされたし。
魔法以外にももっと理解が不能な隙間の存在や水が飛び出すリュックなども見ているのだ。


0ch BBS 2007-01-24