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【閃光少年】幻想のポイズン5【騒霊少女】


[997]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/02(木) 22:54:24 ID:???
地面から、しっとマスクが現れた!
土を被ったマスクを拭いつつ、しっとマスクはパルスィの肩を抱き空を指差す。

しっとマスク「パルスィ……否、我が同士しっとレディよ!
       落ち込むより先に、我々はしっとをせねばなるまい!
       所詮我々は嫌われ者! ならばあのようなのほほんとした春の妖精などとは不適合で当たり前であろう!
       嫌われ者は嫌われ者らしく、憎まれるのだ!」
パルスィ「しっとマスク……!」
しっとマスク「見よ、あのしっとの星を……。 強く気持ちを持つな! 復讐だ!!
       今こそ我らしっとに生きる嫌われ者の真の恐ろしさを見せつけてやるのだ!!」
パルスィ「ええ!」

地底に住む嫉妬を操る妖怪――水橋パルスィ。
嫌われ者である彼女のチームに、春などという四季においてもいいイメージが多い季節を象徴する妖精が仲間になってくれるはずがない。
彼女の周りに集まるのは、幻想郷でさえ居場所をなくした嫌われ者だけである。

パルスィ「いつか誰からも好かれる奴らをギャフンと言わせてやるわ、しっとマスク!」
しっとマスク「ムハハー! いいぞ、その調子だしっとレディ!」

こうして、パルスィとしっとマスクは更にその信頼関係を深いものにした。
チームメンバーは見つける事が出来なかったものの……パルスィは、それ以上のものを手に入れた。
……のかもしれない。


                           水橋パルスィの章 一旦終わり


0ch BBS 2007-01-24