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1- レス

【中西】キャプテンアモロ15【ああそんなのいたね】


[207]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/06/20(土) 20:32:04 ID:???
シルフォ「ゼハッ、ゼハッ……」

海馬家執事「ハハハハ走れ走れー! 迷路の出口に向かってよー!
       ……おっと失礼、はしたない言葉を使ってしまいました」

可燃性の塗料で床に迷路を書き、それに火をつける。
炎の壁によってつくられた迷路の中を、シルバー・フォングはひたすら走らされた。
そしてなんとか炎に巻き込まれる前に出口にたどり着いたシルバー・フォングであったが、
代償としてひそかな自慢であった銀色の尻尾が焼け焦げてしまった。

海馬家執事「どうです? 脚力が鍛えられたでしょう? では次に参りましょうか」

手早く消火を済ませた海馬家執事は、一つの棺おけをシルバー・フォングの前に置く。
棺おけの中には無数のトゲが備え付けられており、中で寝そべれば全身が
蜂の巣のごとく穴だらけになるのは必定であった。

海馬家執事「この中に入って蓋を閉めます。するとトゲが全身のツボを刺激して
       飛躍的に運動能力を高めてくれるというわけです」

シルフォ「ワフウ!(うそだ!)」

海馬家執事「何を仰います。さあどうぞ。まあ拒否しても入れますがね」

シルフォ「ワフウウウ!(いやだいやだいやだあ!)」

今抵抗しないでいつ抵抗するのか。シルバー・フォングは生まれて初めて死に物狂いで抵抗していた。
皮肉にもその必死さが、シルバー・フォングの潜在能力を呼び起こすことになった。
限界ギリギリの危機的状況に置かれたシルバー・フォングは、脳内のリミッターを外したのだ。

ブオンッ! バキイイイイイッ!

海馬家執事「ぐひょお!」


0ch BBS 2007-01-24