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【中西】キャプテンアモロ15【ああそんなのいたね】
[584]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig
:2009/07/09(木) 21:55:33 ID:???
前の試合と違い、マリクが十分真面目にやっていることを知っていたイレブンは、
マリクを責めることもできずに自分たちの無力さを悔やんでいた。
なんとも重苦しい沈黙に支配される墓守ファミリー。
そんな空気を打ち払ったのは、マリクの忠実なる僕たるあの男であった。
リシド「顔を上げてください、マリク様。まだたった1点ではありませんか」
マリク「リ、リシド……」
リシド「今の失点は我々全員の責任です。マリク様1人が背負い込むことはありません」
マリク「む…… そ、そうだよな! うん、ボクは悪くない! 悪いのはこいつらだ!」
墓守ファミリーイレブン「( や っ ぱ り ウ ゼ え )」
リシド「(そこまでは言っておりません、マリク様……)とにかく、この失点は私が必ず取り返してご覧にいれます。
前半のうちに返せるかどうかはわかりませんが、今しばらくお待ち下さい」
マリク「おう! さっきも言ったがお前のノルマは3点だからな! 1点でも少なかったら夕飯はなしだ、忘れるな!」
リシド「はい」
イシズ「(……リシド、貴方の忠誠心はわかっていますがもう少し厳しく接してあげて……)」
こうしてマリクの動揺はひとまず収まった。
リシドはボールを持ってセンターサークルへ急いで移動すると、鋭い眼光をマグロ団のゴールに浴びせた。
リシド「……お主らに怨みはない。が、我が主君のため…… 散ってもらう!」
ピイイイイイイイイイイイイイイ!
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0ch BBS 2007-01-24