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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[277]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/09(木) 00:13:47 ID:jmPH8vXE
A・D 職員室
歩いて職員室へ。探索は霊力を使用する
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ぺたぺたと上履きの音だけが廊下に響く。
いまだ涙目のまま3階から2階へ降りる。
白鳥「……」
先ほどの階段とは違う階段だが注意深く鏡を見つめる。
また中の自分が出てきたらイヤだなと思いつつも視線を外せない。外したらその瞬間、抜け出してくるような気がしてたまらない。
慎重に歩を進め、踊り場を通り過ぎても後ろ向きに階段を下りる。危険なのは承知だったが鏡に背を向けることのほうが怖い。
白鳥「……きゃー」
階段から廊下に出るやいなや恐怖がついに口から漏れ、悲鳴をあげて職員室へと駆け込む。
普段ならまだ先生が残っていそうな時間だったが、今日はどういうわけかもぬけの殻だった。
イヤ、窓辺に一人いた。
白鳥の知らない影の薄い先生がこちらを向いて立っている。
白鳥(……知らない先生だ。……まあ私まだ引っ越してきて4ヶ月しか経ってないし……知らない先生もいるよね)
しかし、悲鳴を上げながら職員室に入ってきた女子生徒に声一つかけない教師。
白鳥(……やっぱりヘン……だよね?)
思わず職員室の入り口で立ち止まり、影の薄い教師の様子を伺ってしまう。
白鳥(……こ、この先生!?影が薄いんじゃなくって……色が薄い!)「透けて見えてるっ!」
半透明の教師は白鳥の声に始めて反応するとそのまま音もなくすべるように迫ってくる。
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0ch BBS 2007-01-24