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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[363]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/07/15(水) 01:54:39 ID:cO5WzAhw
白鳥の用務員室探索1→ スペード2 =成功
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トマトジュースをかわして畳敷きの部屋に上がりこむとちゃぶ台の上に用務員さんの夕食だろうかスーパーの袋を見つける。
白鳥「……私もお腹空いたな。なに食べるつもりだったんだろ?」
自分の空腹も手伝い、土間に転がっているバールのようなものよりも、まずはそちらから調査を開始する白鳥。
白鳥「トマトジュースと一緒に食べようとする夜ご飯ってなんだろう?朝ごはんならなんとなくわかるけど……」
中身が想像もつかないのでそっとスーパーの袋を開き、中身を取り出す。
白鳥「……お惣菜の……お稲荷さん……トマトジュースと一緒に!?」
味を想像してしまい、思わずげんなりする白鳥。お腹が空いているのも忘れてしまう。
しかし、うんざりしたことで思考が空腹からシフトしたのが良かったのか、白鳥の頭上で電球がまぶしく点灯する。
白鳥「お稲荷さん!これでさっちゃんを呼び寄せられるかも!」
キツネの大好物の油揚げ。しかも今の今までビニールで密封されていたものだ。
これを開封すれば鼻のいいキツネのことだ、においにおびき寄せられて姿を見せるに違いない。
そう、思い立った白鳥は
白鳥「おじさん、ごめんね。ちょっと借りるね。……もし上手くいったらウチか……さっちゃんちで夕ご飯ご馳走するから」
ビニールを剥くのももどかしく、廊下の真ん中にお稲荷さんを置き、それを用務員室の扉の影からじっと見つめる。
白鳥「これで……さっちゃん。出てきてくれると……いいんだけど……」
固唾を呑んで見守る。
はたして――キツネは現れた……。
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0ch BBS 2007-01-24