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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[381]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/07/16(木) 23:34:06 ID:iWvTN8/M
処置を決めかね、ポッケに手を突っ込むと異物感がある。
なんだっけと取り出してみると

白鳥「あ、お守りだ」
さっちゃん「豊川稲荷のだね。日本三大稲荷の一つでお隣の愛知県にあるんだよね」
白鳥「そ、そうだね」(そうだったんだ)

博学なさっちゃんがお守りを一見しただけで薀蓄を披露する。
豊川稲荷の言葉は子ギツネにもよくわかったようで

子ギツネ「と、豊川稲荷ぃぃ!?」

また一段と怯えだし、全身の毛を逆立てる。

さっちゃん「キツネはお稲荷様のお使いだからね。逆らえないんじゃないかな」
白鳥「ふ〜ん。うりうり」

お守りを近づけると尻尾の毛が倍にも膨れ上がり、より瞳が潤む子ギツネ。
その様子がおかしくて近づけたり遠ざけたりを繰り返す白鳥。

さっちゃん「ナミちゃん、やめなよ。可愛そうだって」
白鳥「え〜。さっちゃんが一番酷い目にあったんだよ?少し位おしおきしないと」
さっちゃん「うん。そのおしおき、思いついたの。ちょっとそのお守り貸して」

子ギツネが潤む目で見つめるなか、白鳥からお守りを受け取ると
自分が首から提げていた紐から鍵を抜き取り、代わりにお守りを通す。

さっちゃん「ちょっと子ギツネ抑えといて」
白鳥「うん」
子ギツネ「ひっ」



0ch BBS 2007-01-24