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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[446]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/07/21(火) 23:47:36 ID:crJHUVxE
新田のPK→コース ダイヤ9  シュート力  1 + 1
美津乃のPK→コース ハートQ  セーブ力  1 + 5
コース縦列が一致、ペナなし。
シュート力−セーブ力=セーブ成功
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監督がホイッスルを吹く。
大友中の選手および生徒、さらには教師やもしかしたら高校のスカウトなどもいたかもしれない。
衆人環視の中新田軽い助走からボールを蹴る。
ふわりとした一見枠から外れたかのように見える玉だったが絶妙の力加減でループして右上隅に収まるコースだった。
並みのキーパーだったら、『外れたっ』と集中力を途切れさせボールを見送ることしかできなかっただろう。

新田(オレがただ足が速いだけのFWだと思うなよ?)

会心のキックに新田がにやりと笑う。
だが、相手が悪かった。
ゴールライン上で怪鳥の様に両腕を羽ばたかせるように動かしていた美津乃は

美津乃「ホワッチャァーッ!!」

と怪鳥音を上げてボールに飛びつく。

新田「しまった!」

素人な分無駄な動きが多いがそこは基礎運動力でカバーし、見事にボールをはじき出す。

美津乃「っしゃーっ!」

ガッツポーズをしながら雄たけびを上げる美津乃。
かたや新田は弾き返されたボールをただ無言で見つめていた。
ギャラリーたちも一瞬何が起きたか。ボールがネットを揺らさなかったことで一本目の結果を認識する。


0ch BBS 2007-01-24