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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[455]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/07/22(水) 02:31:37 ID:65m0XMFo
新田のPK→コース ダイヤ4  シュート力  6 + 5
美津乃のPK→コース クラブ3  セーブ力  5 + 6
コースが真逆。無条件でゴール
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新田「喰らえっ!これがオレの隼シュートだぁぁぁっっ!!」

一拍置いたことで集中力が戻った新田のシュートは素晴らしかった。
PKという性質上キッカー有利な勝負ではあるが、このシュートは森崎ですら止められたかどうか。
それに対する美津乃は

美津乃(左、真ん中と来たから次は右……っていうのは甘いね。裏をかいてもう一回左だ!)

勘に全てをかけた美津乃はすでに新田を見ていない。
もともと素人の彼女に軸足の向きだとか、振り足がどうだの視線が云々は意味を成さない。
左足を軸に時計回りに一回転。右足の踵でボールを蹴り返す算段だ。
後にフグトルネードと呼ばれるようになる後ろ下段回し蹴りは
ヒットすればカウンターシュートとなり逆側のゴールネットを突き破っただろう。
しかし

新田「なにィ!?」
美津乃「あ」

ボールは逆方向。素直な新田は右、中、左と順に蹴ってきたのだった。
何も無い空間を切り裂き、そのまま反動で一回転二回転。
その間にボールはネットを破らん限りに突き刺さり、美津乃は体勢を崩して地面にはいつくばった状態でそれを見ていた。
なんとも間の抜けた幕引きだったが、ギャラリーの歓声と視線は別の意味で爆発した。

ものすごい勢いで回転した挙句勢いのまま手をついた美津乃のスカートがまくれ上がっていたのだった。




0ch BBS 2007-01-24