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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[541]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/07/28(火) 02:42:09 ID:vgAneNqM
後利「君たちはサッカーチームの選手達だったな。よし今日は特別にサッカー筋の鍛え方を教えてやろう」

マッスルポージングをしながら後利が説明を始める。

後利「サッカー筋とはサッカーをするにあたってとても大事な筋肉だ。
    これが強ければゴールバーをはるかに越える跳躍や地平線の彼方のゴールへのシュートも可能になる」

後利のとるポーズを真似ながら、説明に聞き入るSC。すでにグリコや伊藤はフラフラとポージングが怪しくなり始めている。

後利「だが、通常のトレーニングではそれを鍛えることは出来ない。しかもこれを故障すると二度とサッカーはできなくなる。
    バスケやカバディ、クリケットにその青春を傾けなければならなくなる」

なぜカバディやクリケット?と思いながらもさらにポージングは進む。
島崎は嬉々としてやっているが既に飽き始めているものもチラホラ見える。

後利「それではこれからやる動きを真似るように」
朝比奈「ちょっ!今までのは!?」
後利「今のは私の癖だ。話をする時についポーズを取ってしまうのだ」

バタバタと倒れるSC。

島崎「みんなこれからが本番だ。気合入れて行くぞ!」
後利「おっと、きみはまだ子供なのに筋トレをやっているね?それも相当にハードなのを」
島崎「ハッ!鋼鉄の身体を手に入れるのが夢でありますッ!」
後利「だったら少し抑えたほうがいいね。子供のうちにハードなトレーニングをすると身体の成長に害を及ぼすから」
島崎「ガーーンッッ!!」

絶句して硬直する島崎。

後利「今日も君はボクが止めと言ったら止めるようにね」

ニカッと白い歯を輝かせ宣告する後利。その言葉は硬直した島崎には届いていなかった。


0ch BBS 2007-01-24