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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[581]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/08/01(土) 01:19:32 ID:mfzlwtLE
道中は街道を使ったこともあり特に何も無く進み、
野営をして昼食をとってほどなく道の向こうにお城の構造物らしき物が見えてきた。
城山「おー見えてきた、見えてきた」
額に手を当てひさし代わりにして城を望む。
美津乃「大きいお城だね。出も見えてきたって事はもうすぐつくのかな?まだ昼下がりだけど」
ズナッフ「まあ歩いていくうちにわかるぞい」
ドン「そーゆーこった。たまげるぞ」
ピノ「でもいつみてもすごいねー」
チナ「……どうやって建てたのか、見るたびに不思議に思います」
要領を得ないメンバーの言葉に小首をかしげながら道を歩く。
そして太陽が地平の彼方に沈もうとした頃その巨大な城はやっと紅に染まる白亜の城壁とその入り口が見えてきた。
城山「で、でかい」
美津乃「……首が痛くなるね」
その城を見上げる二人。
テレビや本で見たことのあるヨーロッパの城とデザイン自体は大差なかった。
写真で見ればどこかのヨーロッパの城だろうと思ったはずだ。
ただ、ただ今眼前にそびえる城はひたすら大きかった。
イヤ、大きいという形容自体が間違っていた。
それは城ではない、山だった。
城山「城の天辺が雲の向こうで見えないぞ」
美津乃「どうりで中々つかない筈だわ」
メンバーの説明にやっと合点がいったと顔を二人で見合わせ、そして肩を落とした。
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0ch BBS 2007-01-24