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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[582]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/08/01(土) 01:19:35 ID:mfzlwtLE
なにはともあれ城へ入ってみようと城門へと向かうと特に門番などもおらずフリーパスだった。

城山「いいのか?お城の守りがこんなんで」
美津乃「中がすごい守りなんだよ、きっと。迷路みたいになってたり、つり天井があったり」
ドン「無差別に罠にかける気かよ。普通の来訪者はどうすんだよ」
美津乃「む〜」

腕組をする美津乃を引きずってさらに奥へ、城の門へと手をかける。
やはりここにも門番もおらず、自らの手で扉を押し開き城へと入っていく。
中はガランとした何も無い空間だった。

城山「……ここしか入り口無かったよな?」
美津乃「他の入り口があったとしても回りこむの大変そうだよ」

あたりをきょろきょろ見回す6人。
すると生暖かい物で全身を包まれたかと思った途端、浮遊感を味わい、落下。
着地した場所は柔らかいような硬いような不思議な感触だった。

ズナッフ「……なにがどうしたんじゃ?」
ドン「いたたた。受身取り損ねた」
チナ「……見てください、あれを……」

チナが指差す先には巨大な顔があった。
彫りの深い顔に割れたアゴ。とがった鼻の下に蓄えられたヒゲ。頭には王冠をかぶっていた。
ただ、その頭は何かをかぶっているのか横に長かった。例えるならハンマーのように。

美津乃「……お、王様?」
城山「……王冠かぶってるから、そう……だと思う」

あんぐりと口を開けたまま6人で見上げていると王様が話し始めた。



0ch BBS 2007-01-24