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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[657]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/08/07(金) 23:20:29 ID:UY/zajDs
訓練所の設備は簡単で質素な物だった。
係員としてお城付の賢者の卵が派遣されており、各々の希望に応じる形で対応してくれた。
体力をつけたいと言ったピノは鉄の塊と自分の腰を縄で結ばれた。
ピノ「……コレを引っ張って走るの?」
次にさらなる筋力をつけたいと申し出たズナッフに渡されたのは両端に岩をくくりつけた竿だった。
ズナッフ「こいつを持ち上げろと」
敏捷性を養いたいドンが申し渡されたメニューは出来るだけ早く3本の線の間をサイドステップでひたすらまたぐ物だった。
ドン「……どれだけやれば素早くなると」
そしてもっと魔力を高めたいチナに渡された物は一枚のムシロだった。
チナ「……コレに座って瞑想をしろということですね」
渋々だがおのおの申し渡された訓練メニューにとりかかる。
ピノは敷地内を走り回り、ズナッフは力の限り岩を持ち上げ、ドンはひたすらステップを繰り返し、
チナは壁に向かって座り続ける。
ピノ「これで」
ドン「ホントに」
ズナッフ「能力が」
チナ「……上がるのか」
5人『ものすごく不安』
不安いっぱいの視線を受けながら賢者の卵はその様子を羊皮紙に書き留めていく。
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0ch BBS 2007-01-24