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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】
[891]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2009/08/22(土) 00:05:10 ID:R2a4vp8E
一方その頃店主のほうは――
美津乃「水越小って確かこっちだよね」
信号待ちを利用してダッシュボードに放り込んであった地図を確認する。
美津乃「よしよし、あってるね。次の信号で左に行けばすぐか」
勘で走ってきた道が間違っていないことを確認すると上機嫌で水越小に向かう。
周囲をぐるりと回り駐車場を確認すると、横向きに校内に進入し、アクセルターンで駐車スペースにピタッと止める。
美津乃「……よしっ!行くぞ水越小!学校指定の認可をもらってやるぅ」
サイドブレーキを引き、車を完全に停止させると、気合も十分に校舎に入っていく。
水越小も他の学校と同じような作りで、昇降口を入るとすぐに用務員室をみつけ来訪目的を告げ職員室へと案内してもらう。
道々聞いた話では担当の教諭は森口先生という初老の教師らしい。案内してくれた用務員に礼を言い、威勢良く職員室の扉を開く。
美津乃「こんにちは〜。ニケと申します〜」
予め席の位置も聞いておいたので迷い無く森口先生の下へと歩み寄る。
美津乃「こんにちは。始めまして。私、市内でスポーツショップを経営している月星美津乃と申します……」
ポシェットから名刺を取り出し挨拶をする。
眼鏡を直しながら森口先生は座ったまま美津乃を値踏みするように下から上まで値踏みするように見る。
美津乃(くっ!このおっさん文字通り足元見てやがる……!)
それでも営業スマイルを崩さず笑顔で会話を続ける。
美津乃「あ、そうだ。よかったらどうぞ」
ポシェットからそっとビール券を取り出す。
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0ch BBS 2007-01-24