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【最初っから】城山正の挑戦13【クライマックス】


[961]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/08/26(水) 04:12:32 ID:9nPdjw66
城山「どうしたっ!?美津乃ちゃん!大丈夫か!」

美津乃の絹……麻……ポリエステルを引き裂くような悲鳴を聞き大慌てでバックルームに突入を計る城山。

バックルームの扉が開きかけるのに気づき、光の速さでノブをひっつかみ進入を阻止する。
その途中バスタオルがはらりと落ちたが拾っている余裕はない。

美津乃「なんでもないからっ!大丈夫!今入ってきちゃダメーッ!」
城山「なんだったんだよ。今の悲鳴。なんか出たのか?怪我でもしたのか!?」
美津乃「ほんとになんでもないから。お店に戻ってて。さもないと、シロちゃんをなんでもなくするよ?」

扉の向こうから聞こえてくる美津乃の声に本気の意思を感じ取り、すごすごと店番に戻る城山。

美津乃「……ふぅ。危なかった」

城山の気配が無くなったのを確認し、それでも念のためバールのようなものをツッカイ棒代わりに置き脱衣所に戻る。
そこには悲鳴の原因があった。

美津乃「……せっかくシャワー浴びたのにもっかいコレ着るのヤだなぁ」

そう、単純に換えの下着を持ってくるのを忘れていたのだった。
どこかの妖精のようにノーブラ、ノーパンで過ごす訳にもいくまいと、汗を吸った学校水着に再び脚を通す。

美津乃「う゛〜ぎも゛ぢわ゛る゛い゛〜」

こうしてせっかくシャワーを浴びたのにさっぱりしない顔で美津乃はバックルームから出てきた。


0ch BBS 2007-01-24