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【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
[441]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/07/05(日) 12:56:40 ID:???
永遠亭ルナティックスはもう終戦間近とばかりに沈んでいた。
柱の永琳が、これから逆転の狼煙をという場面でパスをカットされ……
中盤で守備だけと思い込んでたキャプテンが、まさかの強シュートの持ち主だと判明した。
てゐ「てかさむかつくわ〜何なのあいつ今まで攻撃参加もしないで手抜きしてたんじゃないの!?」
この自分が嵌められたと思ってるのか、てゐの言葉に容赦が無い。
しかし永遠亭メンバーからすれば、それが一致した見解だった。しかし怒るよりも皆ただ沈んでいる。
鈴仙「師匠……私達は……師匠?」
吹っ飛ばされた輝夜に大事がないことを確かめた永琳が、鈴仙の横を通り過ぎた。
日照りの陽の光の所為か、表情がよく見えない。
そして。
戦勝ムードのイーグルスメンバー全員を相手にするかのように見据えながら、静かに弟子に一言。
永琳「始まったらすぐ――私にボールを」
観客達のボルテージも下降しはじめ、再開の笛が鳴らされた。
やはり諦めの入ってる鈴仙の力の籠もらないボールが、永琳の足元へ。
速さに定評のある魔理沙と射命丸が、すかさずタックルに向かう。
魔理沙「手加減一切なしだぜ!」
射命丸「もう一点とって楽にしてあげますよ!?」
意気込んでタックルにいく両者からも……やはり永琳の表情は見えなかった。
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0ch BBS 2007-01-24