※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
[69]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/06/23(火) 22:31:00 ID:???
静葉と距離が狭まる一瞬、妖夢の視界の端に、凄まじいスピードで戻るフライハイトの姿が映った。
妖夢「あの動きは!?」
静葉「余所見するとは随分余裕ね?」
静葉が、妖夢の視線が自分から外れたのを見て、そこでさらに死角になるよう動いてタックルにいく。
以前の妖夢からなら、そのタックルでボールは奪えてた……しかし。
妖夢「巧みです。が、力不足です!」
静葉「え……き、きゃあっ!?」
静葉のタックルを、すんでのところで集中を取り戻した妖夢は反転してかわす。
それでも追いすがる静葉だったが、妖夢の足腰は以前より強くなっており、吹き飛ばされてしまう。
サイドの攻防を制した妖夢はそのままライン際を駆け……クロスを上げられる空間まで切り込む。
カペロマン「なぁにやってやがる! 中盤が全員ボールと別の場所動いてどうすんだよ!?」
怒鳴り声は、戻って反対側で、鈴仙を警戒しているカペロマンから。
フライハイトも歯噛みする。先の先、攻撃重視でいく筈が、いつの間にか消極姿勢に回ってしまってた。
てゐにも、誰もプレスやカットに行かなかったことから、消耗もさせずにパスを通させてしまってる。
松山「(くそっ、裏目に出たか!? だけど永琳さんから離れるわけには)」
永琳「(……なるほど、ね)」
しかし後悔に費やす時間もない。自由に動ける妖夢は悠々とこの局面で最適の判断を選ぶ。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24