【審判の皮を】南葛vs幻想7【被った悪魔め！】

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[472]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU ：2009/08/16(日) 22:04:52 ID:0GQDV0QU
疲れ過ぎる。天子にとっては、未体験の領域。
そこに入り、意識が飛び掛けていた。しかし、腐っても天人。

意識をしっかりと繋ぎとめつつも、無意識で…無意識で自らのチームメイトであり、
自分よりも技巧に優れた選手の動きを模倣する。

森崎「（いかん…全く止まる気がせん！
　　　　だが…だが、諦めるわけにはいかん！）」

何かに取り憑かれたかのような天子の動きに、森崎はボールを奪うビジョンを描けずにいた。
―――が。そこに、一陣の疾風が吹いた。

中里「いくでござるよ、中の里秘伝―――疾風迅雷脚っ！」

両の足で地面を蹴り、まるで風か稲妻のようにボールへとカッ飛ぶ中里。
不幸にも、自分のゾーンに入り込んでいた天子はそれに気付く事は無かった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24