【そして美味は】キャプテン霧雨23【途方に暮れる】

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[299]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2009/06/30(火) 22:40:55 ID:???
……き……い

魔理沙「……………ん？んんっ？」

どこからか聞こえてくる声に、魔理沙の意識はおぼろげながら覚めていく。
親切にも起こしてくれたのは、幽々子がいなければこの部屋でごろごろしていたであろう、紫だった。

紫（…そろそろ起きなさい。もうそろそろ皆が夕食を始めてるわ）

魔理沙「……えっ？いや、だってさっき昼飯に行ってた連中が…」

紫（外を見てみなさい。もう暗いから……まったく、寝るならスキマでとあれほど…）」

魔理沙「ちょ、ちょっと待てって……くそっ、自由行動できないとか洒落にならないぜ！？
　　　　　急いで食堂に行かなきゃマズいか？」

今日も試合なので、ミーティングがある。もちろん夕食に少し遅れたぐらいでは問題はない。
だが、自主練をしたり誰かのところに行こうとしたりすれば遅れる可能性が高い。
ちなみに、魔理沙以外の3人は未だに眠りの世界へ行ったままである。

魔理沙「……とりあえず起こしてから行くか（特に幽々子を起こさなかった場合が怖いしな）」

こそこそ、と寝ている幽々子に接近し、魔理沙は彼女の耳に向かって小さく呟く。

―　GOHAN　DESUYO

幽々子「！！！？」

魔理沙「よし、完璧だ。さーて、他の2人とも起きろー！！」

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0ch BBS 2007-01-24