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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】
[237]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/07/06(月) 21:38:20 ID:???
ギギギ……という重々しい音と共に開いていく扉。
ふぅ、と息を吐きながらさぁどうぞと中に入るよう促す小悪魔に従い、反町と穣子は図書館の中へと入る。
反町「うわ……」
穣子「すっご……」
図書館の中には、高さが天井までもあろうかという本棚がそこら中に立ち並んでいた。
正に大図書館と呼ぶに相応しい圧倒的なまでの蔵書数である。
思わず、これを読みきるには一体どれだけの年月が必要なのだろう……と反町は考え……。
小悪魔「パチュリー様は、あちらにおられます……」
反町「あっ、うん、ありがとう」
小悪魔の言葉に礼を言いつつ、反町は小悪魔が言う方向へと進む。
本棚の間を掻き分けて進んでいくと……ぽつんと、一箇所に大きな机が置かれた場所があった。
その机にはこれまた本が山積みにされており、それは向こう側まで見通せない程であったが……。
更に近づき、机を回り込むようにして側面へと周ると……その反対側に、一人の少女が座りながら本を読んでいる事に気づいた。
???「…………」
その少女は寝巻きのような薄紫色の服を着ており、頭には月の髪飾りがついた帽子をつけている。
髪は濃い紫色でこれもまた小悪魔や美鈴と同じように長く。
そして、何よりも肌の色が病的なまでに白かった。
少なくとも反町が想像していたような、鼻がとんがったような老婆ではなかったが……。
ある意味では、これもまた魔女らしいといえば魔女らしいような気もする。
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0ch BBS 2007-01-24