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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】


[473]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/10(金) 13:10:06 ID:???
静葉「あら、もうみんな来たのね? よかったわ……」
反町「あ、静葉さん。 もうこちらに居たんですか」
静葉「ええ、第一試合が終わってからすぐにね」

控え室の中には、一足先にドームへとやってきていて第一試合を観戦していた秋静葉がパイプ椅子に座って待っていた。
静葉は穣子から家で作ってきたお弁当を受け取ると、にこやかに笑いながらその包みを開きつつ。
その小さな弁当箱の中身をこれまだ小さな箸で掴み、小さな口で咀嚼していく。
その周りでは妖精トリオが物珍しそうに控え室のロッカーなどを見回して感嘆のため息を吐いたり。
どこで手に入れたのか折りたたみ式の将棋盤を持ってきていた椛がにとりと共に将棋を指したりし……。
ようやく静葉の食事が終わったところで、反町は静葉に話しかける。

静葉「ご馳走様でした」
穣子「はいはい、お粗末様。 はい姉さん、お茶」
静葉「ありがとう穣子」
反町「あの、静葉さん。 ところで第一試合のチームと勝敗はどうなったんですか?」

穣子から熱いお茶を受け取り、ふーふーしていた静葉に反町が問いかけると。
妖精トリオやにとりや椛、そして身体を休めてリラックスをしていた他の面々も一斉に静葉の方を向く。
どうやら彼女達もまた、この試合に勝って次に当たるであろうチームに興味があるらしい。
やや我侭なきらいがあるチルノやリグル達が静葉の食事が終わるまでその話題を出さなかったのは。
彼女達も成長をしたという事か、それとも大妖精から注意をされた為か……。
恐らくは、後者であろう。

静葉「ああ、そうね。 そういえば話してなかったわね……。
   ええと、まずは第一試合で当たったチームから話すわ。
   第一試合は……」


0ch BBS 2007-01-24