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【毒人形は】幻想のポイズン6【毒を吐く】
[878]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/07/13(月) 18:00:54 ID:???
しかしながら、そんな目線を受けているとは露知らず。
反町はただ、見事にセービングをしてみせたさとりの方をただ見ていた。
そして、反町の後方、フォローに入ろうと待機をしていた静葉と穣子もまた。
ゴール前でようやく起き上がったさとりを見つめる。
反町(やっぱりまたパンチングだ……さっきのは強烈なシュートじゃない、強烈なヘディングよりもかなり威力は下がるはずだ。
なのに、またパンチングにいった……どういう事だ?)
穣子「姉さん、もしかしてあのキーパー……」
静葉「……ええ、多分その考えで間違いはないと思うわ」
顔を見合わせ、頷きあう秋姉妹……もしかしたら、さとりからゴールを奪う為のヒントが見つかったかもしれない。
しかし、まだ確証は持てないと感じた二人は……まだ反町達には何も言わず。
再び防御に参加をする為に全力で自陣へと引き返し始めた。
一方、さとりのパンチングしたボールはというと左サイドのゾンビ妖精Dがフォローをしていた。
彼女はすぐさま、橙のドリブルに対応をする為に左サイドに来ていたお燐へと渡し。
お燐はボールを受け取るとそのまま一気にライン際のドリブルをし始める。
慌ててこれに気づいた橙が後ろから追おうとするも、如何せん距離が離れすぎており追いつくのは不可能。
静葉と穣子も反町のフォローの為に上がりすぎており、メディスンもまだ戻れていない。
ほぼ独走状態のままハーフウェイラインを過ぎ去り、中央にいるお空へと折り返そうとしたところで……。
ヒューイ「こ、今度こそ失敗しないでパス止める〜!」
唯一、フリーキックのキッカーとなった事で出遅れ気味になっていたヒューイが、パスカットに行く為にパスコースに飛び出す。
お燐「にゃ〜ん、妖精ちゃんにはちょっと荷が重いにゃん♪」
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0ch BBS 2007-01-24