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【どけーっ!】森崎in異世界5【イデの力を(ry】


[168]キャプ森ロワ:2009/07/31(金) 23:45:51 ID:9LMPUfCQ
C 悔しさから何時の間にか拳を握り締めていた。

森崎(分かっていた事とは言え……)
本来ならキャプテンとして同点ゴールを決めたシュナイダーに対し真っ先に祝福しなければならない立場
なのかも知れない。しかし今はオールスターズの一員として同じ釜の飯を食っているが、森崎にとって
カール・ハインツ・シュナイダーという存在はチームメイトである以前にライバルであった。
その思いがあるからこそ森崎はシュナイダーに一歩先へ行かれた事に悔しさを見せ、自分自身に対して
不甲斐なさも感じる。

森崎(…おっと…いかんいかん…また腐っちまうところだった…そんなくだらない事を考えるより、
あいつに追いつく方法を考えた方がよほど建設的だったな…)
そんな事を考える森崎の脳裏にはゾーマ城に捕らわれた時にアルスとリンダと会話した事が蘇る。
そしてその時の内容を思い出して余りの気恥ずかしさに一人身悶えてしまった。

シュナイダー(モリサキの奴は何を一人でクネクネしてるんだ?)
そしてシュナイダーはライバルのその姿を心底不思議そうな表情で見ていた。

今のシュナイダーのシュートを見て驚いたのは何もグラウンド内にいる者たちだけではない。

翼「まさかシュナイダーがあんなシュートを編み出しているなんて…若林君?」

若林「…」
翼から若林と呼ばれた帽子を被った少年は厳しい表情をしてコンクリートに埋まったボールを
一心不乱に見つめている。

日向「ケッ…どいつもこいつもビビリ過ぎだ…あんなもん撃たせなきゃいいだろうが」
その様子をみたユニフォームを腕まくりしている少年、日向小次郎が毒づく。

三杉「そうは言っても向こうにはピエールもいるんだ…もし彼らと当たる事があれば、今のシュートが
1、2回は来る事は覚悟しないと…」
そんな日向に内心呆れつつも、三杉淳は頭の中では早速今のシュートを防ぐ為の算段を企てている。


0ch BBS 2007-01-24