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【漢達の】キャプテン霧雨24【挽歌】


[410]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/16(木) 01:03:47 ID:???
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魔理沙がふぅ、と腰を落ち着けた瞬間。射命丸の写真家としての本能が叫んだ。
今だ、と。

射命丸「もらったわ!!これが私のライトニングシャッター……む、むむっ!?今日も大気の状態が…!?」

チッ、と軽く舌打ち。面倒臭げに扇を持ち、大気の状態を調節し始める。
この前とは違い、時間にあまり余裕はない。射命丸の表情にはありありと焦りが見て取れた。

射命丸「…いえ、落ち着きなさい。射命丸 文…1度目は私のミスではないわ……
     そして、これもいずれは修正すべき問題……OK、落ち着いてきましたよぉ…」

シャッターを握るその右手には、並ならぬ汗。
―そうだ、この緊張感。これがなくては、覗きではない。勝利が約束されているものほど興を殺ぐものはない。
だからこれでいいのだ、と自分を納得させる。

射命丸「…………さぁ、次のチャンス…その時こそ、私の腕の見せ所ですよ…」

知らぬうちに、彼女の口元は笑みの形に歪む。糸が切れれば、哄笑してしまいそうだ。
その理由などわからない。わからないが、射命丸はそれを抑えず、シャッターを握りなおす。

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0ch BBS 2007-01-24