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【漢達の】キャプテン霧雨24【挽歌】


[569]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/19(日) 00:04:46 ID:???
(24)瀬田「(………くっ、私としたことがこの前はなんという油断を…
        しかし、今度は油断はないですよ…馬宮だろうが、この前の謎の敵だろうが…斬る!)」

廊下に一人佇む、一人のメイド少女。彼女は女性にあるまじき眼光の鋭さでもって、食堂の前から玄関を睨みつける。
以前とは違って既に刀を抜き放っており、危険性は前回の比ではない。

ぞわわ……

(24)瀬田「(……?何?この妙な感覚は…)」

背筋に走る悪寒。彼女の剣士としての勘が、警告を鳴らしているのか。
しかし、見える敵は、彼女の目前に存在していない。

(24)瀬田「(過敏になりすぎているのかしら…)」

首を数回だけ振って、またも鋭く目を光らせる瀬田。
部屋からどこかに向かっている浅海が視界に映ったが、彼は食堂に向かってはいない。
思わず強くしていた握りを緩め、調息。

ガササッ…!!

そして、今度こそ本物の侵入者が現れる音に半ば歓喜し、瀬田は一気に地を駆け、距離を詰める。
刀を当たらぬ直前で振り下ろし、相手の上空から一撃で伸すべく、天井へ跳躍。天井を床を蹴ろうと足を伸ばし―

ぞわわ…

(24)瀬田「!!!!??」

ドガァッ!!

―瀬田の意識は、そこで途絶えた。



0ch BBS 2007-01-24