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【漢達の】キャプテン霧雨24【挽歌】


[725]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/21(火) 19:20:34 ID:???
紫「…へぇ」

ピクリと眉だけ動かし、紫が日向のシュートに反応を示す。
その他の霧雨メンバーたちも、今の得点シーンに当然に動揺を見せた。

諏訪子「あ、あの距離から……!?花輪戦で魔理沙ができなかったことをいともあっさりと…」

射命丸「GKに差があるとはいえ、今のGKの動きは悪くはありませんでした。
     ………なるほど、やはり東邦学園は強敵に間違いありませんね」

三杉「吉良監督の特訓の効果か……口だけの監督ではないね、やはり」

永琳「(なるほど、純粋に高めた脚力をボールへ確実に伝えることであの破壊力を出しているのね。
     見た目は魔理沙のマスタースパークに似てはいるけど、中身はまるで別物のシュートか)」

(7)金木「あのシュートがどこからでも飛んでくる……か。更にあのドリブルの突破力……」

ばりぼりばりぼり

永琳「………魔理沙としては、何か言うことはあるかしら?さすがに、今のはシュート以外の何物でもなかったと思うのだけど」

魔理沙「(あれが今の社長の力……私の敵、か)さすがにケチをつけれるもんじゃないな。
     今のシュートの破壊力、並の連中じゃ壁にもなりゃしないさ」

心中で燃え上がる敵愾心を抑えるように、ゆっくりと静かに、吐き出すようにして言葉を出す魔理沙。
日向のタイガーショットは、負けられない敵、その言葉を深く魔理沙の心に刻み付けた。



0ch BBS 2007-01-24